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DJIからミラーレスカメラ向けのコンパクトスタビライザーRonin-SC新発売



片手持ちで使える一眼レフカメラ用カメラスタビライザーRonin-SがDJIから発売されておよそ1年。

その後継機種がついに発表・販売開始されました。

その名は『Ronin-SC』です。
従来のRonin-Sと新発売のRonin-SC
一体何が違うのか?どこが変わったのか?現状をお伝えしたいと思います。

Ronin-SCの特徴は?

Ronin-SCはミラーレスカメラ用に設計された片手持ち3軸ジンバルということが最大の特徴です。

それなので、搭載できるカメラの重量がRonin-Sと違ってきます。

設計からミラーレスカメラに特化しているRonin-SCは、搭載できるカメラの積載重量(ペイロード)が最大約2kgです。

Ronin-Sの場合は、重量級の一眼レフカメラが搭載できて、片手で扱えるのが最大のアピールポイントでしたが、 重たいカメラを安定してスタビライズするためにもジンバル本体の重量は約1.8kg、積載最大重量が3.6kgですので、重量級のカメラを載せたら5kgオーバーとなります。
その為、長時間の片手扱いは男性でも厳しい状態でした。

その点Ronin-SCはミラーレス用のスタビライザーなので、Ronin-Sよりもさらに小型軽量を実現していています。
本体の重量が1.1kgと、Ronin-Sよりも41%もの軽量化を実現!
それでも躯体は高強度複合材料とマグネシウム・アルミニウム合金で構成されているので堅牢性も確保しているようです。

カメラとスタビライザー本体を合わせても、重さが3kg程度ですから、これなら本当に片手で扱いやすいですし女性にも優しいですよね。

スマートフォンを取り付けられるアタッチメントが追加

カメラセンサーサイズ比較図

もう一つの特徴が、カメラにスマートフォンを取り付けられるスマートフォンフォルダーが追加された事があります。

このフォルダーをハンドルの横に取り付ければ、内蔵Wi-Fi 伝送を搭載するカメラならスマートフォンをモニターとして使用することが出来ます。

そして、カメラ上部に取り付ければ、アクティブトラック機能をつかうこともできるのです。

ところでアクティブトラックとはどんな機能なのでしょうか?

被写体を認識させて追従させるアクティブトラック機能ActiveTrack 3.0

カードの画像1

Ronin-SCで採用された機能の一つが、ActiveTrack 3.0です。

ActiveTrack 3.0とは、スマートフォンをカメラ上部に取り付けてRoninアプリとRonin-SCを連携することで、 スマートフォンに人物などの被写体を認識させて検知することにより、スタビライザーが検知した被写体を常に追従する機能です。

DJIのドローンシリーズには、被写体追従機能がある機種がありましたが、カメラスタビライザーにも「こんな機能があったらいな」と常々思っていました。
Roninシリーズで初めて実現したこと、これは大きな進化でしょうね。

被写体をフレーム内に捉えながら動き回る撮影って、いざやってみると結構難しいんですよね。

私はRonin-Sユーザーですが、これがなかなか難しい。
この新機能、Ronin-SでもRoninアプリやファームウェアのアップグレードで対応してくれないのかな?
今後の状況に期待したいと思います。

ちなみに、ActiveTrack 3.0の技術についてはDJI公式サイトに記載されてますが、こちらでも紹介しておきます。

スマートフォンで被写体をトラックするように、RoninアプリでそのFOVデータと組み合わせ、 独自のヘッド&ショルダーモデルを作成します。
アクティブトラックは、FOV内のすべてのものを検知するために精密なコンピュータビジョンを使用。
さらにディープラーニングを用いて、遭遇したあらゆるオブジェクトに対して、得られた分析結果を元に能力が強化されるので、 時間の経過とともに迅速に処理できるようになります。
このように、Ronin-SCが他のハンドヘルドジンバルと比べ優良であるのは、 ジンバル技術にDJIの人工知能を採用しているからです。
アクティブトラックを使用して、映画のような構成で被写体の撮影を続ける場合、 他社のプロ向けジンバルでは提供できない技術を活用できます。

引用元:DJIオンラインストアRonin-SCサイトより

スマートフォンでの直感的な遠隔操作が実現したForce Mobile

カードの画像1

Ronin-Sのもう一つの新しい機能が、Force Mobileです。

Force Mobileは、Roninシリーズで従来より採用されていたカメラワーク制御システムForce Proのアプリ版です。

スマートフォンを傾けたり回転させたりすると、遠隔操作で同じ動きをジンバルも再現してくれるます。

遅延のほとんどない状態でジンバルを制御できるので、直感的に表現力のある撮影を実現することができます。

Roninシリーズに従来のForce Proを導入するには、定価156,000円税込で購入が必要で、 その優れた機能は映画・CM・プロモーション・TVドラマなど、ある程度制作予算の確保できるプロフェッショナルな業界でしか使う機会がありませんでした。

それとほぼ同じ機能をDJIアプリで簡単に行えるのですから、個人ユーザーや自主制作映画などの低予算コンテンツでも気軽に使えて、映像表現の幅がグッと広がりますよね。

今回発表されたRonin-SCと合わせて、Ronin-SC proコンボも発表・発売されましたが、この機能はどちらにも標準で付いているのか?気になるところではあります。

Ronin-SCとRonin-SC proコンボの違いは?


先に紹介したようにRonin-SCと同時にRonin-SC proコンボも同時に発表されました。

Ronin-SC proコンボセット内容
現状、その違いは付属品の有無のようです。
Ronin-SC proコンボには、Ronin-SCの標準セットにプラス、Focusホイール、外付けFocusモーター、そしてRSSスプレッターが付属している模様です。

Ronin-SC proコンボセット内容
そして気になる販売価格は、

Ronin-SCが、税込51,300円
Ronin-SC proコンボが税込62,100円

これは手が出しやすい価格設定ですよね。

DJI公式オンラインストアDJI認定ストア、DJI正規販売代理店および特約販売店にて販売を開始しています。



ちなみに余談になりますが、Ronin-Sが販売開始した時は、日本に入ってくるロット数が決まっていたらしく、瞬く間に入荷待ちになってしまいました。

その時は多くの購入希望者が注文をしたようで、私が購入の問い合わせをした時でDJI公式オンラインストアで1ヶ月待ち、DJI認定ストアでは次の入荷で発送出来ると言われました。
次の入荷が1週間後だったのですぐにDJI認定ストアで注文したところ、間違いなく1週間後に入荷し、即日発送で早めに手に入れることができました。

販売代理や特約店は、毎回の入荷の個数が少ないようで、すぐに入荷待ち状態になる傾向に感じられます。

多分このRonin-SCシリーズも同じ状況になるのではないでしょうか。

DJI Ronin-SCの新しい情報がでましたら随時お伝えしたいと思います。

DJI公式オンラインストアでRonin-SCを詳しく調べる


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